早期発見に至った経緯
こんにちは~.私が乗っているSUZUKIスイフトスポーツ(zc31s)ですが,左リアのブレーキに引きずり現象が発生しました…
私の場合は早期に発見できたので,症状などを共有したいと思います.
金属をこするような音がする
国道を60km/hくらいで流していると,外から「シャリッシャリッシャリッ」という音が聞こえてくるようになりました.特に高架の下やフェンスの横など,音を反射するものが横にあるとその音が顕著に聞こえました.
しかし,この音というのは壁などに反射して聞こえるものなので,一体どこから聞こえてくる音なのか全くわかりませんでした.なので,この音に気がついた時は「ホイールナットが緩んでるのかな?」と思い,トルクレンチで増し締めをして,それ以上は気にしませんでした.
信号で止まるとどこからか焦げ臭い匂いが…
次の日,同じように国道を走って信号で停車したとき,外からどことなく香ばしい匂いがしてきました.
金属をこするような音とこの匂いで薄々ブレーキパッドが悪さをしているなと思ったのですが,サイドミラーを確認しても特に煙などは出てなかったですし,周りの車の人もこちらを見ているような感じはなかったので,「近くで野焼きでもしてるのかな」と思い,またもやスルーしてそのまま走り出してしまいます笑
人間というのは自分にとって都合のいい方向の考えを見つけるとそれだけを信じてしまうものですね笑
クラッチ操作に違和感を覚える
私のスイフトスポーツはマニュアルミッションです.マニュアル車に乗っている人というのは,自分の車のクラッチ操作の感覚というのは身体に染み付いているものですよね.
この記事を見ている方というのは車好きの方が多い気がするので,「あー,分かるわ」という方も多いのではないでしょうか.
今回のように,ブレーキの引きずり現象,つまりブレーキパッドがディスクに常に接触している状態というのは,ブレーキを踏みっぱなしで走っているようなものです.当然,発進が鈍くなったり,いつもと同じ感覚でクラッチ操作をするとエンストしそうになったりします.
私の場合は左後ろの引きずり現象でしたので,駐車場へバックで入庫するときに違和感がすごかったです.いつもと同じ感覚でバックしようとすると,サイドブレーキを解除し忘れたまま発進したときのように,車体は沈み込むのにタイヤは回らないという状態になります.
この段階でやっっっっっと,ブレーキの引きずり現象を本格的に疑い出します.
ディスクが異常に発熱する
ブレーキがかかったままなので,もちろん摩擦熱が発生します.
以下の動画はおよそ2kmを60km/hほどで走行した直後の映像になります.かけているのは精製水です.他のタイヤでは水をかけてもなんともありません.左リアだけこんな状態です.明らかに異常な発熱があるのがわかると思います.
今思い返せば,熱々のディスクに水をかけるのはディスクが割れたり変形に繋がりかねないので皆さんはやめたほうがいいです笑
というわけで,ブレーキのオーバーホール決定です(泣)