SUZUKIスイフトスポーツ(zc31s)の新車戻しシリーズと化しているこのブログですが、今回は青空駐車ですっかり白く劣化してしまったカウルカップをつや消し黒で塗装してしまいたいと思います。
カウルカップなどの未塗装樹脂はメラミンスポンジで磨いたり、ヒートガンやバーナーで熱すると黒艶が蘇るのですが、それではいずれまた白く劣化するのではないかと思い、もう塗装してしまおうということにしました。
そもそも未塗装樹脂がどうして塗装されずに使用されているのか、調べてみてもコストダウンくらいしか理由がわからなかったので、もしかすると塗装することでなにかデメリットが出てくるかもしれません。というわけで今回はその実験も兼ねています笑
カウルカップの外し方
- まずワイパーに沿ってフロントガラスにマスキングテープなどを貼ります。これはワイパーを外して戻すときに適正な角度がわからなくなるのを防ぐ目的です。
- ワイパーを外します。ワイパーを固定しているボルトのキャップは手で外せます。ボルトは12mmです。
- ボンネットを開け、いよいよカウルカップを外していきます。上の画像の黄色い丸部分のクリップを外していきます。このクリップは真ん中のピンをドライバーなどで押し込むと外せます。私はこの方法を知らずに3つ割りました笑
- 次に赤い丸部分を外していきます。ここは裏側がクリップで止まっています。外し方ですが、フロントガラスとカウルカップの間に指を入れ、一箇所ずつじわじわ力を加えて外していきます。勢いではなく、トルクをかける感じに力を加えるのがコツです。また、外す方向はフロントガラス側からボンネット側へ縦方向に力を加えたほうがいいです。私は横方向から力を加え、カウルカップ側のクリップを止める部分の台座ごと割ってしまいました…笑
塗装前の状態
ご覧の状態です。わかりにくかもしれませんが、特に水が貯まる下部が白く変色しています。塗装でこれも隠せたらいいのですが…
塗装開始
今回は特にマスキングはしません。全体的に塗装していきます。
まず脱脂。その後ミッチャクロン2回。その後つや消し黒4~5回塗りました。使用したのはおなじみ、ホルツのカーペイントです。
塗装後
じゃじゃん!☆
こう見比べると一目瞭然ですね☆
まるで新品です!果たしてこのツヤ感はいつまで持つのでしょうか?今回は未塗装樹脂をつや消し黒で塗装するだけで、シリコンスプレーなどは塗りません。今後耐久性も見ていきたいと思います。